咽頭クラミジアの薬

咽頭クラミジアとは？

咽頭(いんとう)クラミジアとは、喉にクラミジアが感染した状態のことをいいます。咽頭クラミジアの症状は、「のどの痛み」「発熱」「咳」「リンパの腫れ」などの風邪に似た症状がほとんどです。いつもより風邪が長引くなどの場合は、クラミジアかもしれません。

また、中には無症状の人もいます。そのため、クラミジアに感染していることに気づかないまま、放置してしまう人が多くいます。

咽頭クラミジアの感染経路は、口で性器を舐めるなどのオーラルセックスによって感染します。フェラやクンニなどが一般的になってきたため、感染が広がってきているといわれています。また、風俗でフェラチオをされたり、感染者とのディープキスでも咽頭クラミジアに感染します。

他の性病と比べて、咽頭クラミジアは、症状が分かりにくいため、知らず知らずのうちに、感染を広げてしまう怖い性病です。

厚生労働省でも、オーラルセックスでの性病感染について注意喚起をおこなっています。
厚生労働省オーラルセックス ポスター

咽頭クラミジアでよく使われる薬

性器クラミジアと咽頭クラミジアの治療で使われる抗生物質は、同じものを使えます。抗生物質の種類には、「マクロライド系」「テトラサイクリン系」「ニューキノロン系」といった種類がありますが、近年注目を集めている抗菌薬は、マクロライド系の「アジスロマイシン」や「ジスロマック」です。この2つの薬は、副作用が少なく、高い除菌率があるとされています。

ジスロマック（Zithromax）

アジー（Azee）アジスロマイシン

アジーは、ジスロマックのジェネリック医薬品です。そのため、成分は殆ど同じで、安い値段で購入することができます。